量子物理学の分野で新記録が報告された。2つの相反する状態が同時に存在する「猫状態」と呼ばれる量子の状態を、23分間にわたって維持する ...
量子コンピューターの実用化に向け、東京大学とNTTなどの共同研究チームは1日、「シュレーディンガーの猫状態」と呼ばれる量子特有の状態を高速で生成することに成功したと発表した。量子コンピューターの計算精度や速度の向上につながるという。
この11月は、中国の研究チームが達成したという量子の「猫状態」の 新記録に関する記事 に多くの関心が寄せられた。量子の「猫状態」は、相反するふたつの状態が同時に存在する量子重ね合わせの現象で、これまで非常に短時間しか維持できなかった。